日本のレッド水素の大発明が石油やガスを打ち破る!
こちらの動画では、日本で開発が行われている原子力を使った水素生産技術について解説。水素のメリットやデメリットから開発の状況までわかりやすくまとめられた動画に対して、視聴者たちからは技術面や政治に関することまでさまざまな補足や意見が届いている。
出典:https://youtu.be/_uTZWaJU6ho
動画内で伝えている内容の主な流れは以下の通り
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- 日本はエネルギー資源に乏しいが消費量は多い国で、石油ショックの時代から水素エネルギー技術の開発が行われてきた
- 日本の自動車メーカーも水素燃料に力を入れており、水素の使用は航空宇宙産業や重工業の脱炭素化に役立つ
- しかし、現時点では約9割の水素生産が化石燃料によるもので、化石燃料を直接燃やすよりもカーボンフットプリント的に劣っている
- そこで日本では、原子力を使った二酸化炭素を出さない水素生産技術が大規模に復活している
- 日本ではHTGR(高温ガス炉)の試験が1960年代から行われてきた
- HTGRは、冷却にヘリウムガスを使うことにより炉内の熱を効率的にキープする
- 日本は世界で初めてHTTRという実際に稼働する高温ガス炉と熱化学水素生産工場を連携させた
- HTTRは2011年の原発事故後に停止していたが、2021年7月に復活
- HTGRによる水素生産は、生産自体のコストや近くに水源がなくても生産できることから輸送コストもカットできて効率的
- さらに、原子炉がメルトダウンを起こさないという安全性のシミュレーションにも合格している
- ただし、この生産方法でも放射性廃棄物が発生してしまうという課題は残されている
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
20年以上の間セラミック被覆核燃料について語られてきた。ついにそれが実行されたなんて嬉しい。
・名無しさん@海外の反応
燃料補給ステーションを改善して、乗り物に燃料を補給するときにホースが凍って温まるのを待たなくてもいいようにしないとね。
・名無しさん@海外の反応
イギリスでは「改良型ガス冷却炉(AGR)」が1980年代から使われてきたけど、主に使われている冷却ガスは二酸化炭素なんだ。この設計は、高温ヘリウム冷却炉を含めた多種多様な設計を評価したのちに、1960年代半ばのイギリスで選択された。
・名無しさん@海外の反応
とても興味深い。現代の地政学的状況の重要な要素はウランだ…石油に代わって終わりなき紛争の原因にならないといいけど。
・名無しさん@海外の反応
日本とその特定分野における革新力が好き^^
・名無しさん@海外の反応
日本はニュージーランドと連携してニュージーランドは今地熱エネルギーを工業レベルの水素生産用電解槽プラントに活用してる。
・名無しさん@海外の反応
水素生産に必要な二酸化炭素については触れてくれたけどバッテリー用のリチウム採掘や加工が恐ろしくクリーンじゃないことついては触れなかったのが非常に面白い。バッテリーと水素の生産で放出される二酸化炭素の事実に基づいた比較にとても興味がある。
・名無しさん@海外の反応
オーストラリアの水素(分離)膜が商業利用可能になれば、水素自動車やほかの技術が完璧に安全になる。
・名無しさん@海外の反応
放射性廃棄物は再利用できる。このための専用の炉がある。放射性物質は不安定だから同じ量の陽子や中性子と安定するのを求める
・名無しさん@海外の反応
本当にかなり面白い動画。近い将来起こりそうな唯一の問題は、国内での水素の供給。現時点で我が家はEVの充電ステーションになってる。我が家に水素が供給されることになったら、話は別だろう。
・名無しさん@海外の反応
ずっと原子炉を使えば安く水素を生産できると思ってたんだ。10年以上前にこのアイデアを投稿したこともあったよ。
・名無しさん@海外の反応
水素生産とともにトリウム塩炉を使うのが答えになるかも。これまで見てきた報告では廃棄物が最小で日本の方法よりも安全。
・名無しさん@海外の反応
1990年代ドイツには水素自動車用の水素ステーションがあって、主にBMWが開発と出資をしていたのだけど、アメリカさんが関われなくなるから反対したんだ…今でも同じ。問題は技術じゃないみたいだ
・名無しさん@海外の反応
今必要なのはさらに必要になるヘリウムを作るための経済的に実現可能な核融合炉だけだね。
・名無しさん@海外の反応
どうも電気自動車よりもかなりいいアイデアに思える