間引き:赤ん坊を自ら殺す日本の習慣
こちらの動画では、日本で江戸時代に行われていた「間引き」という習慣について海外向けに紹介している。動画に対しては、やはりショックだという感想や、他の国でも同じような慣習があったと聞いたことがあるという声など、いろいろなコメントが届いている。
出典:https://youtu.be/rURMmLyqtOk
- 日本では江戸時代の前半に、「間引き」と呼ばれる習慣があり、親が子供を赤ん坊のころに殺していた。2割の子供が親に殺されており、この習慣は東北や南西の地方で特によく行われていた。
- 「間引き」というのは農業の用語で、畑全体をうまく育てるために間を広くとって種をまくことを表している。子供に当てはめると、人数が少ないほどそれぞれの子供をうまく育てられるという考え方である。
- 間引きは、出産の手助けをする産婆が生まれた赤ん坊を育てるか霊界に返すかを親に尋ねるという形で行われた。
- しかし、日本には贈り物を贈りあう習慣があり、子供が多すぎると村の負担になるため、間引きをするかどうかは親だけでなく村ぐるみのプレッシャーもあって決定していた。
- 一般庶民は産婆の助けを借りずに子供を産まなければならないので、「間引き」も自らの手で行った。最も多いのが首を絞めたり窒息させたりする方法で、放置したり捨てたりという場合もあった。
- 「間引き」が行われていた地域では、生まれた後で親が「育てる」と決めた瞬間に初めて赤ん坊が「生きた人間」として認められると考えられていた。死んだ蚕に対してお墓が建てられることはあっても「間引き」された赤ん坊のお墓がたてられることがなかったことが、赤ん坊は生き物として認められていなかったことをよく示している。
- 7歳になるまでは子供は半分人間の世界にいて半分は霊の世界にいると考えられており、より人間に近づけるために親がさまざまな儀式を行っていた。
- 当時は土地持ちの農家を除いて少ない人数の家族が多く、家族の人数が多いと犬のようだと軽蔑された。また、間引きは兄弟姉妹の人数を減らすことで、1人1人を丁寧に育て、早く家業を手伝ってもらえるようにする手段だった。
- 間引きの対象にされやすかったのは、早産児、奇形、双子や三つ子など、願っていたのと違う性別だった場合、暦の上で悪い時期に生まれてしまった子供など。
- 常に親が自分たちの手で間引きを行ったのではなく、代行する専門の職業もあった。
- 間引きは貧乏な家族だけで行われていたのではなく、金持ちの家族でも行われていた。
- 子供は投資であり、個人よりも一家の繁栄を目指すという考え方が間引きの慣習を支えていた。
- もちろん、今と同じように親たちは子供を愛しており、病気になった子供を夜通し看病したという話も残っている。
- 江戸時代の後半になると状況が変わり人口が伸び悩み、間引きの慣習は止められることになった。
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
これを知ってとても悲しい
・名無しさん@海外の反応
蚕を殺すときの江戸時代の日本人「悲しいかな、人間は本当にほかの動物と同じぐらい恐ろしく動物的だ…」
赤ん坊を殺すときの江戸時代の日本人「ゴミ箱にポ~イ」
・名無しさん@海外の反応
(7歳までの子供の扱いについて)
これは興味深い。心理学では、子供の性格は7歳になってやっと完全に発達するといわれている。つまりこれは子供の実際の精神とかなりよく結びついている。子供が7歳まで「完全な生き物」ではない(自立して考えない)というのが。
・名無しさん@海外の反応
「世界™」は常に生命は求められるようになったら始まるという考え方を主張してきた。
・名無しさん@海外の反応
放置するのが一番残酷な殺し方だと思う
・名無しさん@海外の反応
この歴史の一部分はかなり皮肉だ。現代の日本が赤ちゃんの数が少なすぎるという問題を抱えていることを考えると。
・名無しさん@海外の反応
「ママ、弟が欲しいよ」
「もういるじゃない」
「どこに?」
「殺してしまったわ。」
・名無しさん@海外の反応
早産児として首のところまでへその緒がある状態で生まれてきたから、生まれてこれたことが幸せだと感じた👁👃👁
・名無しさん@海外の反応
きっとこういう時代はどの国にもあったんだと思う。新しい文化について学ぶたび、いつも「そして自らの子供を殺していました」って話があって、その原因はいつも同じで飢餓や貧困。ちょっと興味深い。
・名無しさん@海外の反応
こういう「家族計画」はいずれにせよ、あらゆる国で行われていたんだろうけど…それについて話したがる人がほとんどいないんだよね。
・名無しさん@海外の反応
この動画を観始めたけど、最後まで観れなかった。現在でも子殺しは行われてるから。こんな野蛮な慣習は過去にとどまっていてほしかった。
・名無しさん@海外の反応
これは間違いなく当時ほかの文化にもあったに違いない。キリスト教徒イスラム教が本で禁止しなければならなかったから。禁止されたということは、これみたいなことが流行していたってことだ。
・名無しさん@海外の反応
これは日本だけの習慣じゃない、中国もだ。うちのおばあちゃんは、そのさらにおばあちゃんが家族に娘が多すぎて息子がいないというだけの理由で殺されそうになったことがあるという話を聞かせてくれた。
・名無しさん@海外の反応
「子供は投資」
アジア人として、これは本当によくわかる。
・名無しさん@海外の反応
9か月痛みに耐えて子供を産んだのに、殺さなければならないってどんな感じだろう
・名無しさん@海外の反応
自分の子供を殺すというのはほぼどの文化でも行われていて、こっちでは昔の時代には子供の面倒が見られなくなったり子供が欲しくないときには赤ん坊を凍えるような荒野に捨てるということがよくあった