日本円崩落の理由
こちらの動画では、80年代以来となる円安や日本経済の状況について海外のチャンネルが簡潔に解説。海外の視聴者からは、今後の予想、日本の状況を意外だと驚く声、円安を喜ぶ声…などなどさまざまなリアクションが届いている。
出典:https://youtu.be/gscT-vpJjaw
動画内の説明の大まかな流れは以下の通り
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- バブル崩壊後の日本は不況に陥り、少子高齢化も進んだ
- 経済成長を促進するため、日銀は量的緩和、マイナス金利、株式買い入れなどを行ってきた
- しかしながら、いくら紙幣を増刷しても少子高齢化が原因で景気は低迷している
- この例として、空き家の多いような過疎地域の不動産価格の低下、労働力不足で企業が工場を新しく建設できないなどの現状がある
- その中でエネルギー価格の高騰によるインフレが、エネルギー自給率の低い日本にとって痛手となっている
- 円安自体は必ずしも悪いことではなく、輸出主導の日本のような国にとっては、輸出増加というメリットもある
- しかし今回の場合、円安にもかかわらずエネルギー価格高騰のため日本は貿易赤字状態
- エネルギー価格高騰で、日本の企業が円をドルに換えて賄おうとして円安に拍車がかかり、日本メーカーの競争力も低下
- 米国との金利差も円安の要因で、日銀のドル売り介入も経済規模に対して小規模であまり効果は出ていない
- 円の価値を上げる可能性がある唯一の方法は日銀が金利を上げることだが、低迷とインフレが続く中では最も避けたい選択肢である
- 日本は長い間デフレに慣れすぎて消費者が値上げに敏感で生産コストが上がっても値上げできない事態が続いていくが、破産を避けるためにはもはや値上げもやむを得ない状況だ
- エネルギー輸入の契約金額は数年単位で固定されているが、契約期間更新でさらに高い価格に固定される状況も考えられる
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
実際には(現在の日本の経済状況に影響を与えている)量的緩和傾向は、今の首相ではなく安倍晋三によるもの。
・名無しさん@海外の反応
アメリカとは違って、値上がりしたら日本はかなり貯金して出費を抑えると思う。
・名無しさん@海外の反応
あんなにもハイテク製品のある日本がこんな風に失敗するなんて理解できない。
・名無しさん@海外の反応
日本とアルゼンチンはこれまで長い間投資家や経済学者を悩ませてきた。
・名無しさん@海外の反応
日本に行くのにいい時期。今めっちゃ安いよ!
・名無しさん@海外の反応
日本旅行には最高だね!刺身も、寿司も好き…
・名無しさん@海外の反応
下落してる通貨が多い。つまりはそもそもインフレが過剰なんだ
・名無しさん@海外の反応
円はまた強くなると思う。やっぱり日本は世界第3位の経済国だから。だからできる限り円を買ってるんだ。アメリカが大打撃を受けてカナダドルが米ドルの価値を上回った2008年を考えてみよう。そして今の状況を見て。昔から言われるように、「安く買って高く売れ」。
・名無しさん@海外の反応
また日本に行くのが楽しみ!!
・名無しさん@海外の反応
日本も金利上げないと
・名無しさん@海外の反応
もっと原発再開しなきゃ
・名無しさん@海外の反応
一番打撃を受けてる国々の共通点はエネルギーの輸入依存。こういうエネルギーに乏しい国々で起こる出来事を目の当たりにした数十年後、パイプラインや石油掘削はどこにもなくなる。石炭も復活する。
・名無しさん@海外の反応
年内に米ドル:日本円=1:200~300も完全にあり得る…米ドルが最初に崩壊しなければの話だけど。
・名無しさん@海外の反応
人口問題の1つの要因として外国人に対する政策がある。聞いた話だと、日本人じゃないと家を借りたり買ったりするのがあきれるほど困難らしい。
・名無しさん@海外の反応
え、日本にガスがないなんて知らなかった。90%以上を輸入に頼ってたら米ドルが上がれば国は身動き取れなくなる。