いかに米国の悪の戦略が日本経済を潰したか?:日本の景気ショックをシンプルな言葉で説明
インドのチャンネルが投稿したこちらの動画では、「日本の失敗から学ぶこと」というテーマで日本の戦後経済におけるショックとその要因を解説している。米国との貿易摩擦の是正のために取り決められたプラザ合意の影響の部分を中心に説明した内容で、視聴者からは意見や感想のコメントが多数寄せられている。
出典:https://youtu.be/GzXurOLwXMY
動画内で伝えている内容は大まかに以下の通り
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- 第1のショックは、70年代に起きた石油ショックで、99.7%の石油を輸入に頼っていた日本は大きな打撃を受けた
- 第2のショックは、プラザ合意によるドル安円高がきっかけ
- 円高で輸出が低迷したため、日銀は金利を下げて企業を支援しようとした
- 金利が下がったことにより不動産の購入が進み、不動産価格が高騰した(この仕組みは詳しくイラストで解説)
- 過剰な不動産価格の高騰を抑えようと日銀が金利を引き上げた結果、今度は負のサイクルが始まり景気が落ち込んだ(バブル崩壊)
- 一方で、米国はプラザ合意のおかげで成長を続けた
- 当時の景気低迷の影響が日本で現在まで続いている理由としては、以下の3つがある
- ①「系列企業」が支配的で、長期雇用契約のため新しいアイデアを持った人材がこうした企業に就職しにくい
- (動画内では、系列企業のメリットもイラストで詳しく説明している)
- ②系列企業が政府や銀行とも結びついているため、外国企業が市場参入するメリットが少ない(外国からの投資を得にくい)
- ➂日本の海外直接投資額は比較的少なく、そのため円に対する需要や日本市場に対する投資が落ち込んでいる
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
インドも非常に危険な将来を抱えていて、できる限り迅速に自国や他国の失敗から学び、一歩一歩かなり慎重に動いて、関係と外交政策をできるだけ強化する必要がある
・名無しさん@海外の反応
アメリカは日本経済の盛衰に大きな役割を果たしている。安倍さんが物議を醸していた理由の1つに、日本をアメリカの束縛から解き放ち自国の方針は自国で決める独立した国にしようとしたことがある。
・名無しさん@海外の反応
日本が「落ちた」のは2位から3位であって、たとえ4位や5位に落ちたとしても、やっぱり高い生活水準や1人当たりGDPを持つかなり発展した、豊かな国だろう。かつて急速に成長して、今は絶対的にみるとほぼ横ばいになっていて、成長ではほかの国に後れを取っているから、相対的な立場として危険なんだ
・名無しさん@海外の反応
ほぼ40年間ずっと経済危機にある国が世界有数の富裕国。80年代には恐ろしいほどリッチだったんだろうなあ。
・名無しさん@海外の反応
日本が1968年に世界第2位の経済を持っていたことは知ってる。そして米国の独占の脅威だった。米国は中国に対しても同じことをやろうとしたが日本のようにはコントロールできなかった。
・名無しさん@海外の反応
「混沌の中に、常にチャンスがある」。米国は2つの世界大戦でこれを学んだんだ。
・名無しさん@海外の反応
安倍晋三は唯一自由で独立した外交政策を求めた日本の指導者で地政学における印日同盟の理由でもあった。それとクアッドも安倍さんの理念の1つ
・名無しさん@海外の反応
興味深い情報として、日本は朝鮮戦争中に物資の製造拠点として使われ、これが大量の資本となって戦後の景気回復に大いに役立ち、日本はソ連に対抗した強化戦略の一環として技術などの支援も受けた。
・名無しさん@海外の反応
理論上は、金融的に東京がアメリカ全体よりも価値があって日本株式会社が世界を支配しそうな時代があった。本当に日本に対する不安があった。今となっては日本についてイメージするものといえばアニメだという人が多い。
・名無しさん@海外の反応
これはプラザ合意が失われた数十年や、不況による少子化などの問題を招いたという話になるのかと思ってた。だからいま日本には未来がないっていう。
・名無しさん@海外の反応
日本に対する新しい角度の視点♡失敗にも着目することで日本に対する期待しすぎな見方を変えてくれた
・名無しさん@海外の反応
日本の働き方に対する素晴らしい洞察…日本を富裕国にしたまさにそのシステムが成長を妨げているなんて思いもよらなかった。
・名無しさん@海外の反応
まさに日本経済に関する課題論文を書き始めようとしてたところで、タイミングぴったり^^
・名無しさん@海外の反応
地政学に善も悪も存在せず、いるのは勝者、敗者、中立的な第三者だけだ。
・名無しさん@海外の反応
地政学のルール
1) 西側を信じるな
2) 1つ目のルールを忘れるな