「外人」は日本において差別語なのか?
日本の社会問題から恋愛まで色々なトピックを海外の視聴者向けに発信しているユーチューバーの「The Japan Reporter」さんが投稿したこちらの動画では、「外人」という言葉について様々な人の意見を伝えている。コメント欄にも、外国人の視聴者から様々な意見が集まっている。
出典:https://youtu.be/GTevDCvv_RI
-
- 動画では、「外」「人」という漢字がそれぞれ持つ意味から英語で説明
- 日本在住のさまざまな立場の人の意見を通じて、この言葉が「差別的」かを議論
- 「グループから疎外する感じ」「クレームや文句を言う場面で使われる」などのネガティブなイメージがある一方…
- 「外人」と言われても気にしないという当事者もいれば、差別語だとは思わずに使っているという日本人も
- 不快感を与えるなら使わない方がいい、禁止するほどではない、など「外人」の使用に関する意見もいくつか挙がっている
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
1つの単語が問題になることなんてない。ある単語を禁止しても別の単語に置き換わるだけだ。日本の学校の子供たちに使わせるのをやめたとしても魔法のように「外人」のクラスメートに対して態度が変わるなんてことはない。
・名無しさん@海外の反応
外人っていうのは人を怒らせる言葉ではないと思うけど、ほかの例と同じように怒らせるような使い方もされる。みんな使われる文脈や目的による。
・名無しさん@海外の反応
日本に7年間住んでた。外人って言われても問題ないよ。だってその通りだもん。外国人(foreigner)って意味で確かに自分は外国人だから。
・名無しさん@海外の反応
ここブラジル(と南米全体)では「gringo(グリンゴ)」って言葉があって、特にここでは単に外国人を表すスラングとして使われているんだけど、南米のほかの国出身の人でグリンゴは軽蔑的でアメリカ人にしか使わないって言う人に会ったことがある(うちらブラジル人はほかの南米人にさえ使うんだけど)
・名無しさん@海外の反応
まるで見えない存在や映画の画面の中の存在であるかのような扱いで目の前でその言葉を使われたら、正直に気持ちを伝えさせてもらうよ。相手が何を言っているのか分かった時や調和と礼儀正しさを誇る国で直接的な侮辱に対して人間的な反応をしなきゃいけない時はいつもショックだ。
・名無しさん@海外の反応
確かに外人は適切だ。均質性を捨てるような恥ずかしい真似はしてほしくない。外人は特定の人種を表す言葉ではなく外集団と内集団を識別するだけだ。外集団に属するのは悪いことじゃないし個性のおかげで内集団でのチャンスが広がるかもしれない。
・名無しさん@海外の反応
個人的に、外国人として、「外人」は一般的に問題ないと思う。特定の言葉の使い方というより意図の問題だ。日本語にはそういう言葉が多くない?個人的に、動画の最後の男性が言ってた「ムカつくことを言わないのも大事だが、ムカつかないようにするのも大事」がかなりいいと思う。
・名無しさん@海外の反応
これが話題になることが日本の文化と繊細さをかなり表してると思う。個人的に、この言葉に対してムカつかないけど、日本人がこれをこうやって公な話題にすると他人がどう思うかを十分配慮してくれていてうれしい。
・名無しさん@海外の反応
外国人として、呼ばれ方はどうでもいいけど、そう呼ぶ理由は気にする。文脈の問題。
・名無しさん@海外の反応
ずっとこの言葉はちょっと変だと思ってた。アメリカで外国人のことを話すときに「foreigner」って言葉はあまり使わないから。
・名無しさん@海外の反応
インドからこんにちは。今日本語を勉強してるけど「外人」は差別的だとは思いません。単に外国人を表す言葉です。こっちの言語にも外国人を表す言葉はあります。
・名無しさん@海外の反応
自分のこと外人って呼んだら、それはちょっと不作法で新しく来た人(外国人)を表すもっと柔らかい(いいニュアンスの)言葉があるって教えてくれた日本人の友達がいた
・名無しさん@海外の反応
外国人に変えたところで偏見もってる人はやっぱりそんなに変わらない。言葉を置き換えて同じ文脈で使うだけ。日本で生まれたけど遺伝子的な違いがあるっていう、動画に出てきたような子たちの助けにもならない。変えないといけないのは言葉じゃなくて日本人の考え方だ。
・名無しさん@海外の反応
面白いことにアメリカのLAの日本人が経営してる店では日本にいないにもかかわらず相手を外人って呼んでるんだよね。だから外国人っていうよりは日本人じゃない「部外者」って意味で排他的だと思う。
・名無しさん@海外の反応
「外人」はスラングのように感じる。ここブラジルでは単によそから来た人を「gringo」って呼ぶよw