JRPGは差別ではなくジャンル名が重要な理由（政治的な内容ではありません）
こちらの動画の投稿者は、「日本のロールプレイングゲーム」を表し、英語圏などではゲームのジャンル名として定着している「JRPG」という用語にまつわる議論について話している。
「ファイナルファンタジー」新作についてのインタビューで制作者の吉田直樹氏が発言したとされる内容がどうやら英語圏で（一部曲解されて）話題になってしまったようで、動画に対してさまざまな意見が届いている。
出典：https://youtu.be/jlkNcij6bQM
動画投稿者による説明と主張は大まかに以下の通り
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- 「ファイナルファンタジー16」ディレクターの吉田Pが、「JRPG」という用語は軽蔑で日本で好まれていなかったと発言した
- このことは各種のゲームメディアやツイッターなどで話題となった
- この発言から「JRPG」は差別的だから使用を避けるべき、などという議論も登場している
- しかし、「JRPG」というのは絵画の世界の「ドイツ表現主義」などの分類と同じように客観的な用語だと思う
- 日本のRPGには確かに独特のスタイルがあり、欧米のRPGとは異なっている
- さらに日本製のRPGだけでなく、日本のスタイルで別の国で開発されたゲームも「JRPG」と呼ばれるまでになっている
- 「JRPG」というのはこうした日本独特のRPGを表すのに便利で的確な言葉だと思う
- さらに、「JRPG」は称賛の意味で使われ、この用語を禁止したらゲーム史における日本の成功を奪うことになりかねない
海外の反応
・名無しさん＠海外の反応
ぶっちゃけ、JRPGって用語はターン制のゲームプレイ、かわいらしいちびキャラグラフィック、カラフルなキャラクターが織りなす楽しいストーリーといったポジティブないい要素を想起させる。こういう要素は10より前のファイナルファンタジーには当てはまらない。だからみんなにそういう要素を期待させてしまいたくないというのは理解できる。
・名無しさん＠海外の反応
この動画作ってくれてうれしい！あのSkill Upの動画以来吉Pの発言にずっと驚いてたから、ほかにも同意見の人がいてよかった！
・名無しさん＠海外の反応
日本のアニメーションを「anime」って呼ぶのも差別だって言いだすかもね。内容により流動的で変化するとはいっても、便利な区別なんだけどね。
・名無しさん＠海外の反応
吉田直樹さん自身あの有名になったインタビューで、現在はJRPGという用語にかつてのような差別的ニュアンスが無くなったことを理解している、と言ってたよ。だから今JRPGって用語の通常使用を禁止しようとしてる連中は他人を支配するための新たな正義マンごっこを求めてるだけだ。
・名無しさん＠海外の反応
RPGとJRPGはcomics（欧米などのコミック）とmanga（日本の漫画）とかcartoons（欧米などのアニメーション）とanime（日本のアニメーション）みたいな区別で、「ジャーナリスト」たちが問題を複雑化させようとしてるのは主に消費者が日本のエンタメに傾きつつあるのが分かっているからだ
・名無しさん＠海外の反応
この発言を最初に聞いた時は吉田Pが自分のゲームを「奇抜な」分類と一緒くたにされたくなかったんじゃないかと思った。あんまり分類が重要だとは思えない。
・名無しさん＠海外の反応
相手を怒らせないように努力が必要だ。だが相手に対して怒らないようにもっと努力が必要だ。
・名無しさん＠海外の反応
JRPG好きだよ！！！
・名無しさん＠海外の反応
特定のタイプの日本人が「JRPG」をよそ者からの中傷のように感じるかもしれないっていうのは理屈に合うと思う。たとえその用語を使う人にとってポジティブでもネガティブでも、基本的にマーケティングに使われる用語に国家主義的な接頭語を付けられること自体が侮辱的って感じで。
・名無しさん＠海外の反応
この人って課金制の1人プレイゲームにMMORPGって用語を使ってたのと同じディレクターだよね。
・名無しさん＠海外の反応
日本製のRPGにもJRPGと表現するのはおかしいような作品があって、例えばドラゴンズドグマとかダークソウルシリーズとかは日本製だけど、JRPGとはかけ離れてるよね。
・名無しさん＠海外の反応
これについても動画作れそうだけど選択肢重視とかプレイヤー中心のRPGに対してストーリー重視RPGみたいな用語使えないのかな。
・名無しさん＠海外の反応
でもJRPGとは何なのか具体的に言ってくれないのか！
・名無しさん＠海外の反応
和洋を使わないで表現するとしたら据え置きRPGとPC RPGかな。個人的に概してこういうゲームはこんな感じに見てる。
・名無しさん＠海外の反応
「ヘヴィメタル」も最初は侮辱だったんだよな