日本の封建社会―TVミニシリーズ「SHOGUN」への入門
海外の歴史解説ユーチューブチャンネル「Kings And Generals」が投稿したこちらの動画では、ネットフリックスのドラマ「SHOGUN」への注目に乗じて日本の江戸時代の社会制度を概説。動画に対しては江戸時代の日本について不思議がるようなコメントも届いている。
出典:https://youtu.be/1xxrwHBcDs0
動画の流れは大まかに以下の通り
- 基本的な身分階級「士農工商」と、それ以外の仏教・神道関係者や天皇・公家、階級の外にいた「えた」の存在
- 農民は庶民の中で高い身分とされたが、厳しい年貢の取り立てを受け副業する者もいたこと
- 職人や商人の中には武士並みに稼ぐ者もおり、武士のような扱いを受ける者もいた
- 江戸時代に入ると武士と農民は物理的に引き離され、武士は大名の下で税務などを行った
- 幕藩体制が整えられて幕府が中央集権を維持し、各地に立場は違えど大名が置かれた
- 参勤交代制により幕府は大名を監視、大名は地方での権力を得ると同時に財力を奪われた
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
これはかなり勉強になった―日本から帰ってきたばかりだけど今の東京が数世紀前に封建的な都市だったとはほぼ想像できない。
・名無しさん@海外の反応
士農工商はベトナム語に翻訳すると「Sĩ - Nông - Công - Thương」で、儒教社会の4つの柱とみられてるけど、Sĩ(士)には戦士だけではなく学生、教師、役人、医者といった教養のある階級が含まれてる。教育を受け読み書きができるから社会への影響力が強いんだ。
・名無しさん@海外の反応
参勤交代制度をとり上げてくれてうれしい。知る限り、幕府の脅威にならないよう大名を貧乏にさせるという特定の目的があったから、(大名の財力が落ちたのは)偶然じゃないはずだ。
・名無しさん@海外の反応
このドラマすごく楽しみ
・名無しさん@海外の反応
いいね。古い時代の日本は常に楽しいよ!
・名無しさん@海外の反応
いい動画だね。勉強になった。
・名無しさん@海外の反応
いいテーマ
・名無しさん@海外の反応
江戸時代は疑似封建社会みたいで変わってる。本質的に武士が直接土地を所有せず離れて暮らしていたというのは封建主義の定義となる要素から大きく離れて、極端に独立した軍事政権だ。それでも大名による土地分割や階級制度のおかげで表面上はあたかも封建制のように見える。
・名無しさん@海外の反応
欧米人として江戸時代の身分制度はすごい驚くほど奇妙に思える。これが機能し、そんなにも長続きしたのは、ただ日本が鎖国して産業がなかったからだろう。
・名無しさん@海外の反応
だから日本の歴史が好きなんだ
・名無しさん@海外の反応
もっと忍者について知りたい!
・名無しさん@海外の反応
かつて官僚だった公家は、単なる天皇の家臣と大名に対する交渉役だった。武士風の髪型や着物なんか好まなかったに違いないからこの動画の画像は間違ってた。明治維新までの何百年もの間ずっと同じ格好を保ってた。
・名無しさん@海外の反応
よし、ドラマ見るぞ!
・名無しさん@海外の反応
東南アジアの封建社会の動画もやって
・名無しさん@海外の反応
中国はかなり人口が多くても次なる内戦が来る前に100~200年ぐらい中央集権を維持していたのに、日本はなぜそんなに権力が分散してしまったのかわかりにくい。