日本対イタリア―忘れられた太平洋戦争
こちらのMark Felton博士という歴史研究家のチャンネルでは、第二次世界大戦中に中国で起きた日本とイタリアの衝突について紹介。あまり知られていないこの歴史について、海外の視聴者からは驚きの声が続々と届いている。
出典:https://youtu.be/VlSi2Zr-h_Y
- ヨーロッパ各国が中国に租界を持っていた中が、イタリアも北京・上海・天津に租界を持っていた。他所ではボロ負けしていたイタリア軍だったが、中国においては同じ枢軸側である日本軍の活躍のおかげで太平洋戦争開戦時には影響を受けていなかった。
- アフリカ地域で英国への敗北が確実になる中、イタリア軍は戦艦を日本を含めた極東に送った。
- 1943年の休戦協定により、イタリアは同盟国側になり、日本とは理論上は敵対関係に。敵軍の本拠地に閉じ込められてしまった極東のイタリア海軍部隊は、枢軸側として戦うか、敵対する日本軍の手に落ちるかの二択を強いられた。
- イタリア海軍兵のほとんどは枢軸側に残る道を選んだ。しかし、日本の沖のイタリア戦艦は自沈させられ、乗っていた兵士は捕虜として日本軍の下で奴隷労働をさせられた。枢軸国側として戦っていた兵士さえ同じ目に遭わされた。
- ドイツの降伏後も、イタリア軍の潜水艦は日本軍のために使われた。
- 一方、北京のわずか100人のイタリア陸軍部隊は、日本の捕虜として強制収容されようとしていたが、これに反発。多勢の日本軍との衝突が起こった。1日以上戦ったが、イタリア側は降伏した。
- さらに日本軍は天津のイタリア陸軍の武装解除と降伏を求めに行ったが、ここでは300人の兵士と、更なる強力な軍備による抵抗があった。日本軍は軍備の強化を続けながら対抗。
- 日本から降伏を求められたイタリア軍司令官は拒否したものの、日本軍がこれから軍備を強化して多くの犠牲が出てしまう可能性から、最終的には苦渋の決断で降伏することに。
- ムッソリーニ解放後の新たなイタリア社会共和国に忠誠を誓ったイタリア兵170人を除いては、同盟国の捕虜たちとともに1945年の日本の降伏まで日本や朝鮮の収容所に入れられた。 (要約)
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
これは斬新な歴史だった。日本軍と戦ったことはおろか、イタリア軍が中国租界を持っていたことも知らなかった。
・名無しさん@海外の反応
北京にいた100人のイタリア軍はデンマーク軍がこれまでに戦ったどの戦いの時間よりも長く戦っていたと気づいてしまった
・名無しさん@海外の反応
イギリス人の歴史家がイタリアの軍事について語るときは特に親切じゃないけど、これはバランスの取れた説明だった。
・名無しさん@海外の反応
300人のイタリア兵:存在する
6000人以上の部隊を抱えた日本「軍備を強化しなくては!」
・名無しさん@海外の反応
かなりの第二次大戦マニアだと思ってたけど、イタリア軍と日本軍の戦いについては知らなかった!
・名無しさん@海外の反応
イタリア人だけどこれは知らなかった。極東のイタリア軍の運命なんて学んだことがなかったよ。
・名無しさん@海外の反応
太平洋戦争を10年以上研究していたけどこれは聞いたことがなかった
・名無しさん@海外の反応
父が第二次大戦中、イタリア軍で戦っていた。「1943年には、イタリア人は誰のために戦っているのかわかっていなかった」と話していたよ。
・名無しさん@海外の反応
小さいころから戦争の歴史について読んできたけど、これは知らなかったよ。
・名無しさん@海外の反応
第二次大戦に敗北したドイツ「ロシア人の捕虜にはならないようにしなきゃ!」
第二次大戦に敗北したイタリア「日本人の捕虜にはならないようにしなきゃ!」
・名無しさん@海外の反応
日本の降伏時まで戦っていたイタリア人がいたなんて信じがたい
・名無しさん@海外の反応
イタリアが立場を逆転して忠誠心が試されたところで話が面白くなったね
・名無しさん@海外の反応
ずっとイタリアは枢軸国として日本に租界を渡したのかと思ってたよ。中国にイタリア軍が駐留してたことさえ知らなかった。
・名無しさん@海外の反応
おお、これは歴史書が見逃してる話だね!
・名無しさん@海外の反応
祖父はイタリア陸軍として北アフリカで戦っていた。新しいことを学んだよ。
・名無しさん@海外の反応
第一次大戦中に日本とドイツの間に小競り合いがあったことは知っていたけど、第二次大戦中のこれについては知らなかった。
・名無しさん@海外の反応
こうした租界にあるイタリア風の建物が観光スポットとして中国で保存されていると聞いたことがある
・名無しさん@海外の反応
これは学校で教わらなかった
・名無しさん@海外の反応
何だって?まるで歴史改変ものを観てるみたいだ
・名無しさん@海外の反応
イタリア人は難しい選択を強いられたね。日本軍の収容所で生き延びるリスクを冒すか、すでに失われた目的のために戦うか。どちらも祖国に帰れる可能性はかなり低い。