海外視聴者「でも世界は日本の味方！！」もし日本と北朝鮮がいま本気で戦争をしたら…イラスト雑学チャンネルが解説

（動画の要約）

• 日本が朝鮮戦争でアメリカ側の物流拠点として活躍したことが発端で、その後北朝鮮とは拉致問題やミサイル問題などで不穏な関係が続いている。
• この動画では、北朝鮮が一線を越えて核ミサイルで脅したり首相を拉致したりといった事態が起きて戦争が起こった場合を想定。
• 【北朝鮮サイドの戦力】
• 男性は10年、女性は7年間兵役の義務がある。陸軍の人員は95万人以上に上る。
• 陸軍ではAK-47自動小銃や、ソ連時代の技術を使った古い技術の戦車が使われている。その欠陥に気づいた北朝鮮には、暴風号という新しく設計し直した戦車もある。大型の銃も好んで使われている。
• 空軍は800機どを所有しているが、世界基準では技術が古く、攻撃を受けた場合はレーダーなどを使うことになる。
• 海軍は8万人ほどで、東と西の部隊に分かれる。海上艦艇は沿岸周辺を守る能力しかないが、潜水艦は世界でも最大規模の72隻を誇る。海上に上がる必要はあるが音が小さく気づかれにくいディーゼル式潜水艦である。
• 北朝鮮の一番強力な戦力は核兵器・弾道ミサイルで、日本はほとんど射程距離にないものの、現在は40以上の核兵器が開発されていると言われている。
• 【日本サイドの戦力】
• 日本の陸自は15万人ほどの人員がおり、360度を見渡せる戦車など、アジアでも最高峰の装備を備えている。日本には国内の強力な軍事産業もあり、新型ライフルなどが継続的に開発されている。
• 海自は250隻以上を保有し、アメリカのイージスシステムに基づくミサイル対策システムもある。
• 空自も強力なレーダーのネットワークを持ち、800機以上の最先端の戦闘機部隊を誇る。
• 【戦争シミュレーション】
• もっともあり得そうなシナリオは、日本が北朝鮮に攻め入るというケース。北朝鮮の海上部隊は沿岸周辺を守る能力しかないため、日本は素早く行動して国全体を攻めるほどにスケールアップもできる。
• 陸上に上がれば日本はほぼ10倍の人員の陸軍を相手にすることになるが、北朝鮮は韓国との間の非武装地帯に沿った固定の場所にしか人員を配置できないため、うまく作戦を練れば日本は数の不利を覆すこともできるだろう。
• 日本は技術的に北朝鮮のミサイルから国土を守るのに十分な能力を備えているが、第二次大戦の東部戦線の例のように、数によって優れた技術が打ち負かされるケースもありうる。
• また、兵士の士気については、日本の自衛隊は自発的な参加によるものであるのに対し、北朝鮮は強制的に徴兵されて食糧や健康管理などの状態も悪いため、途中で戦闘を放棄することが多くなる可能性も考えられる。
• これらを考えて、北朝鮮と日本の戦争は接戦になるだろう。北朝鮮は自国で戦うには十分な人員と装備の数がある。日本は海岸から離れて戦い、人員や物資の埋め合わせに苦労する。日本が迅速な作戦を行えば勝利の可能性はあるが、失敗すれば北朝鮮に有利となる。