日本の1000億ドルの世界最速列車
こちらの動画では、現在も日本で東京大阪間の運行に向けて開発が進んでいる超電導リニアについて海外向けに解説している。海外の視聴者からは、世界最高速度を記録したことのあるこの列車に乗ってみたいという声や、自国にもほしいという声が続々と届いている。
出典:https://youtu.be/Wkgpxprl_5c
(動画の要約)
- 列車は旅客機に比べて、古い交通手段だと思う人もいるかもしれない。しかし、日本はそれを変えようと決心している。
- 2012年に公開されて以来、日本の超電導リニアL0系は試験走行を行ってきた。2027年には東京から名古屋、2045年には大阪まで開通する予定である。完成すれば、東京から大阪まで約400kmの距離を1時間7分で移動できるようになる。
- 大阪までの開通にかかるコストは約1000億ドル(9兆円)と言われている。
- リニアにはいくつかの技術が使われている。まずは超電導磁石によって車両を線路からわずかに浮かせて走らせる磁気浮上。これによって摩擦を低減し、スピードが増す。
- 2つ目のシステムは列車を進ませるための磁石で、磁石の上にある支柱が反発力と吸引力によって同時に車両を押し出し、前に引き寄せる。
- システムの設置にはコストがかかるものの、稼働部品が少ないためにコストは抑えられ、また列車の揺れも少なく、線路が速さを決めるため列車同士の衝突のリスクがなくなるというメリットがある。
- リニアモーターカーを走らせるためには様々な条件が必要なものの、中国と韓国ではすでに実際に運行されている。
- 要件の1つには、路線のカーブをできるだけ少なくしなけれないというものがある。
- 日本では、トンネル工事、環境保護団体の反対、さらにコロナの影響で従来の鉄道の乗客が減ったことによる資金の不足などによってプロジェクトの遅れなどの影響が出ている。
- JR東海によるLO系の試験走行では時速603kmという最高速度を記録したが、商業運行ではそこまでの速さは出せない。しかし、実験においてはさらなる記録を更新する可能性もある。
- 山梨県では予約した観光客が試験運行車両に体験試乗することができる。
- 日本の超電導リニアの最新車両は「超電導リニアL0系改良型試験車」で、電力システムや車両に搭載された発電機が改良されている。
- 先頭車両の形状も改良され、設計者によると完成形の8~9割に到達しているという。
- 最新型に体験乗車したレポーターによると、走行中はボトルに入った水が少し動いたもののほぼ安定し、まるで映画に出てくるワープのシーンのように感じたという。
- アメリカでもリニアの計画はあり、ワシントンDCから最終的にはニューヨークまでつなぐ予定で議論が進んでいる。イーロン・マスク氏のボーリング社も同じようなテクノロジーを使おうとしている。
- 世界的にみるとリニアはまだ珍しいが、環境にやさしく、飛行機のチェックインなどの手間を考えると特別に速い中距離移動手段である。
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
このスピードによって節約された時間が日本経済全体に重大な影響を与える。
・名無しさん@海外の反応
ポケモンの金・銀・クリスタルに出てきたジョウトからカントーまで行ける列車を思い出した。
・名無しさん@海外の反応
陸上ではどれだけ速く移動してもリラックスできるけど空は怖いよね
・名無しさん@海外の反応
ずっと日本は素晴らしいと知っていたけど、これは別次元だ
・名無しさん@海外の反応
かなり安全だし、100%これに乗るために日本に行きたいよ…
・名無しさん@海外の反応
未来はすごい❤️🙂
・名無しさん@海外の反応
空港でかかる時間を考えたら価値はあるよ…いつかこれに乗りたい。到達速度に驚愕だ
・名無しさん@海外の反応
こういうのがロンドンからスコットランドまで走ってくれたらいいけど、コストが恐ろしいね!
・名無しさん@海外の反応
残念ながらカリフォルニアはこれ失敗した。当然だ。だからきっとすぐには見られない。コロラドやワイオミングだったらうまくいくんじゃないかと思う。
・名無しさん@海外の反応
これは本当に驚きだ
・名無しさん@海外の反応
これは正直クールだね。欧米諸国ももっとこれを作ってほしい…
・名無しさん@海外の反応
アメリカでもリニアに投資する価値はあるよ
・名無しさん@海外の反応
相対的にみたこの技術の「シンプルさ」(磁石を使って浮かぶおもちゃや「レールガン」を自分で作るようなこともできる)に驚くけど、動画で言ってたように、主な問題は既存の路線では走らせられないってことだね。そしてメンテナンスがどんな感じになるのか気になる。
・名無しさん@海外の反応
クールだ…絶対乗ってみたい。
・名無しさん@海外の反応
24年前に上海でリニアに乗ったことがある。なぜイギリスはこの技術をHS2に使わないのかがわからない。
・名無しさん@海外の反応
日本は常にNo.1のテクノロジーだ