日本の流動性のわなの悪夢が中国も襲う可能性―40年ぶりのインフレ水準と利上げ困難
こちらの動画では、日本の国家的な特徴をグラフを使って説明しつつ、今抱えている経済問題や中国の状況との類似点についてまとめている。普段は世界の様々な経済について解説しているYouTubeチャンネルのようで、視聴者からは今回の日本特集に反響があったようだ。
出典:https://youtu.be/YY_ePpT0fLY
動画の大まかな内容は以下の通り
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- 日本の戦後経済成長、バブル崩壊、「失われた30年」への景気の流れ
- 世界第3位の経済としては伸び悩むGDP成長率のグラフ
- 日本の主な輸出入品、エネルギー輸入依存について
- 日本の人口ピラミッドがアメリカと比べ「頭でっかち」なことをグラフを並べて説明
- 90年代からの不況と高齢化で日本国民がお金を使うのに消極的な状況が続いている
- そのため日本では政府による金融緩和にもかかわらず、値上げすると買ってもらえずインフレが起こらない状況が続いてきた
- しかし今は世界情勢による原料・エネルギー価格高騰で、生産コストは増大し貿易赤字が深刻になり、値上げを余儀なくされている
- だがインフレ対策で利上げをすれば預金を促進する(≒お金を使わなくなる)ので、対策が難しい
- 中国も少子化や不動産バブル崩壊により、今後は日本のような状況に陥るかもしれない
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
日本は現在空き家に入居してくれる何百万人もの人を求めている。税金を払ってくれる大勢の若者が必要なんだ。空き家(14%、800万戸)は地方や田舎町にある。
・名無しさん@海外の反応
「アベノミクス」は日本だけでやってるときは効果があったけど、今は全世界がそうだからそこまででもない。戦争は国がこのレベルの債務超過に達したときのカバーの定番手段だけど多くの国々がもはや先延ばしできない状況になっている。
・名無しさん@海外の反応
本当に素晴らしい解説だった!!最後まで見る価値あり!!お疲れ様!
・名無しさん@海外の反応
知り合いの若い夫婦が、8年間日本で暮らして祖国インドに戻ってきた。日本では頑張っていい仕事についていたにもかかわらず向こうにはなじめなかった。今では移住する場所の選択がそもそも悪かったと認めてる。2人の貯金はほぼわずかだ。
・名無しさん@海外の反応
日本を取り上げてくれてうれしい。第3位の経済国で社会問題や経済問題に苦しんでいて取り上げられるべきなのに、最近はあまり取り上げられてないもんね。
・名無しさん@海外の反応
日本はメタンハイドレートにかなり投資している。日本の沿岸には、大量のメタンハイドレートがある。メタンハイドレートを採掘できれば日本はエネルギー自給できる。
・名無しさん@海外の反応
中国の人口問題は実際日本以上に深刻だ。EEZを考慮すると、日本の大きさはヨーロッパ全体の半分で、まだ手に入れられる海洋資源がある。そして中国と違い、開発の進んだ半導体業界を含めて日本には自動化できる手段がある。
・名無しさん@海外の反応
利上げすることがどうして原油価格の高騰で起きたインフレを直すことになるのか気になる^^
・名無しさん@海外の反応
常に国のインフレ率の違いはそれぞれの国の通貨の為替のせいだと思ってたかも。だから一方の国で10%のインフレがあったら、国際為替市場では10%価値が下がる。
・名無しさん@海外の反応
日本の高齢化は、街を歩くだけでかなりわかるよ。大半が年寄りで、70代、80代、さらには90代に見える。
・名無しさん@海外の反応
だいぶ前に日本政府には大量の借金があるってのも聞いた。
・名無しさん@海外の反応
人口が減少してるから成長率は見た目以上に高いかも。1人当たりの成長率を見てかなり高くなっているか確かめてもよさそう。
・名無しさん@海外の反応
量的緩和っていうのは「市場にお金を投入すること」ではないよ。2008年に債券市場が凍結した後の支払準備金によって銀行の融資を奨励する仕組みなんだ。融資する(負債を増やす)ことによりマネーサプライを拡大する過程だ。日本は何年も量的緩和を使ってきたが効果はほとんどなかった。
・名無しさん@海外の反応
日本は経済ショックがない限りほとんどの欧米メディアから姿を消してしまう。これは詳しい情報で全体像を説明するデータの詰まった解説だった。
・名無しさん@海外の反応
日本には素晴らしい技術者がいる。よくあの火山活動で大規模な地熱発電はできないものかと気にかかる。難しい問題なのだろうね。