なぜ英日同盟は失敗したのか?(短編アニメーションドキュメンタリー)
世界史の出来事をユーモラスなアニメーションで紹介するユーチューバー「History Matters」が投稿したこちらの動画では、日英同盟成立から決裂までの流れを簡潔に説明。動画に対しては、視聴者から様々な補足やリアクションのコメントが届いている。
出典:https://youtu.be/8dW2g1pxopE
動画の流れは大まかに以下の通り
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- 20世紀初頭の日本と英国には、周辺に敵対国を抱えた帝国主義海軍国という共通点の下で同盟関係にあった
- 始まりは19世紀末、英国が列強に対して様々な理由で懐疑的で孤立しており新たな同盟が必要だったこと
- ロシアや米国への懸念、中国との貿易を求めるという利害が一致した日本を同盟の相手として選んだ
- 日本側からはこの同盟はロシアとの戦争において英国からの支援が得られる平等な条約として重要視された
- 結局日露戦争は英国の介入なしで日本が勝利、第一次世界大戦ではドイツ領を奪い英国に貢献した
- しかし、ベルサイユ条約で日本が求めた人種的差別撤廃を英国が拒否してから関係は悪化
- 各国情勢の変化、米国からの圧力、ワシントン海軍軍縮条約などが重なり、日英同盟のメリットは薄れてしまった
- 1923年に同盟失効し、その後日本は新たな味方を見つけることになる
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
(19世紀末に英国が列強に対して懐疑的だった理由を列挙していたシーンの)「フランスは…フランスでした。」
今までで最高に同感する発言
・名無しさん@海外の反応
日本とイギリスは共通点がすごく多かった。島国で、大規模な海軍があり、ロシアが嫌いで、お茶が好きで、孤立主義だった。こんなにも長い間いい関係だったのは不思議じゃない。
・名無しさん@海外の反応
イギリスとポルトガルが最長の同盟関係にあったというのは招かれてないパーティーでみんなに伝えるのに楽しいトリビアだね
・名無しさん@海外の反応
つまるところイギリスは米国か日本かの二択を迫られてたんだ。米国はだんだんと親中反日になっていて大英帝国に日本を支援してほしくなかった。英国にとっては結構簡単な選択で米国との友好関係を保つために同盟を犠牲にしたんだ。
・名無しさん@海外の反応
実際に頬を赤く染めたイギリス人と日本人の子供が手をつないで同盟成立を祝う当時のかなり愛らしいポストカードがあるんだよね。グーグルの画像検索で出てくる。
・名無しさん@海外の反応
日本が英国領インドの海域を巡洋する責任を受け入れたこともこの同盟の重要点だった覚えがある。これで英国は太平洋艦隊を本国艦隊に戻して台頭するドイツ海軍に対抗して強化できたんだ
・名無しさん@海外の反応
日露戦争時に英国はスエズ運河を封鎖して、ロシアの黒海艦隊を遅らせた。日本国債に投資する裕福なイギリス人も多かった。
・名無しさん@海外の反応
たった100年前には平等を求める国際的な呼びかけが大きく反対されていたっていうのが怖い。特に地球上で最強の国からのってところが。
・名無しさん@海外の反応
ちょっと言うのが恥ずかしいけどこの日本とイギリスの関係については本当に何も知らなかった。もっと勉強しなきゃ。
・名無しさん@海外の反応
この同盟が失効してなかったら第二次大戦はどうなってただろ。
・名無しさん@海外の反応
尋ねたことはないけど知りたかった疑問の答えを知るのはいいね
・名無しさん@海外の反応
これは待ってました。今では、英国と日本は新たな同盟を築いていて、2023年の防衛協定はこれまでで最大の一歩だ。
・名無しさん@海外の反応
ロンドン海軍軍縮条約でも勢力均衡を揺るがさないために条約に定められた列強同士の同盟が禁じられた
・名無しさん@海外の反応
理解してる限りでは同盟に失敗したというより米国からの重圧によって解消したんだよね
・名無しさん@海外の反応
英国と日本が味方同士で第二次大戦で日本が枢軸ではなく連合国側だというパラレルワールドはどうなるだろう