海外の反応

海外「東條英機とはどんな人物だったのか?」

投稿日:2020/11/01 更新日:

 


 

この戦争を極限まで突き詰める―東條英機

第二次世界大戦について解説をしている海外(チャンネル概要によればドイツ)のチャンネルが投稿したこちらの動画では、国内外で戦時中の首相として様々な評判があるであろう東條英機の生涯が取り上げられている。コメント欄では、東條英機に関する印象や、動画では語られていないエピソードが飛び交っている。

出典:https://youtu.be/WzlomY4GIg0

(動画の要約)

  • 東條は1884年、東京で大日本帝国軍の中将の息子として生まれた。父と同じく、士官学校で学んだ。
  • 第一次大戦の終わりにスイスやドイツに派遣されたことがあり、ドイツ軍に影響を受けた。
  • とても厳しい性格で、唯一の趣味は仕事だった。30年代には、その厳しさゆえに「カミソリ」の異名を持った。
  • 1922~26年の間は陸軍大学校で教え、3年間陸軍省で過ごし、連隊を指揮した。この時期に、軍における政治に興味を持った。その後34~35年に少将として旅団を指揮した。
  • 同時期に、関東軍の憲兵にもなった。国家主義に走る軍部でのクーデターや暗殺が行われていた時期である。37年には参謀長になり、この夏に日本は中国に侵攻した。東條は、圧倒的な力を見せつけることが中国を日本に協力させる唯一の道だと考えていた。
  • 38年には近衛内閣の陸軍次官に就任。大臣の板垣征四郎とともに中国軍の蒋介石との和平に反対した。第二次・第三次近衛内閣では陸軍大臣を務めた。
  • 東條が本当に影響を持ち始めたのは1941年夏。東條はインドシナ南部の占領を内閣と協議。日本は当時資源不足で、アメリカと戦争になる可能性を知りながらも東南アジアのオランダ・フランス領を奪おうという考えだった。
  • アメリカのハル国務長官は、日本が中国やインドシナから撤退しない限りは合意できないという強固な態度だったが、東條も同じく撤退はあり得ないという強固な態度だった。
  • 近衛首相の辞任後、東條は首相に就任。ハル国務長官が作成した貿易再開に関する文書(ハルノート)を戦争の口実とし、真珠湾をはじめとする各地への攻撃が予定された。東條のハルに対する返事は届けられるのが遅れ、日本軍が実際に真珠湾に侵攻した後に届く結果となった。
  • 東條は4か月間首相・陸相・内相を兼任し、左派やリベラルを逮捕、経済や報道や各種機関の統制をおこなった。しかし緊急事態宣言を出して立法機能を掌握することはなかった。
  • 東條政権下で中央化がすすめられたが、海軍に対しては統制力を持っていなかったために陸海の間で資源をめぐって競争が起きた。これを抑えるため軍需省を設立したが、解決には至らず、戦況が悪くなるにつれて立場が危うくなった。
  • 44年に陸軍参謀にも就任したことが批判を招き、その勢力を抑えきれずに7月18日に全職を辞任。
  • 45年の降伏後、アメリカのMPが来た時に銃で自害しようとしたが、未遂に終わる。48年に、戦犯として処刑されたが、国内外であまり同情を生まなかった。
  • 日本では戦争の責任者として広く認知された。多くにとって、東條の遺産は、人道に反する犯罪を行った日本軍を指揮した指導者だということである。多くから勝つ見込みはないと言われていた戦争に日本を導いた東條だったが、戦争努力や経済をまとめるだけの権力を持つための完了的・政府的なハードルは越えられなかった。

 

海外の反応

名無しさん@海外の反応

日本の指導者と第二次世界大戦における役割はもっと全体的に注目して議論されるべきだね。東條が誰かは知っていたけど、伝記や戦争中にとった行動についてはあまり知らなかった。

名無しさん@海外の反応

東條は穴から逃げるためにさらに穴を掘るタイプの人物な気がする。

名無しさん@海外の反応

第二次大戦に関するカートゥーンを見ていて、ある日東條が出てきたんだ。その時は東條って誰だか全く知らなかったから興味を持って調べてみたんだ。とても興味深いリーダーだ。

名無しさん@海外の反応

裁判中に叩かれたシーンが見られなかったのは残念だ

名無しさん@海外の反応

戦争犯罪の裁判中に、取り巻きの一人に頭の後ろをたたかれたんだよね。

名無しさん@海外の反応

「まっすぐ銃を撃つこともできなかった」

名無しさん@海外の反応

大日本帝国の占領時の中国本土の漢民族は最悪な扱いを受けた

名無しさん@海外の反応

大日本帝国陸軍と大日本帝国海軍の間のライバル関係を取り上げてほしい。少しは知っているけど、詳しくは知らない。みんな特に詳しく知っていることではないと思うし!

名無しさん@海外の反応

1945年、東條が頭をたたかれる音が世界中に響き渡った🌍🤚

名無しさん@海外の反応

この人は日本の国内情勢に関しても不満を集めた。日本はアメリカとの戦争以前でさえ厳しい配給状態にあった。中国での戦闘の際に陸軍は大量の資源を消費してしまった。そして本国へは期待されていたよりかなり少ない富を持ち帰った。

名無しさん@海外の反応

日本の海軍と陸軍の軍部間の争いは本当にばかげてた。常に資源を争ってて、海軍はミッドウェー海戦の後で空母が失われたことを陸軍に伝えなかった。

名無しさん@海外の反応

歴史の動きにはいつも罪を着せられる存在、責任を負わされる嫌な奴が必要。ほかの日本の高官が、罪を薄めて逃げるために東条やその他の高官を使ったんだと思う。

名無しさん@海外の反応

歴史は東條おじさんにやさしくなかったんだ…

名無しさん@海外の反応

一方で、アメリカ政府は戦争に突入する言い訳を探していた。これでハルが会談に同意しなかったことに説明がつく。

名無しさん@海外の反応

東條は極東裁判の都合のいいスケープゴートだった。代わりに天皇を処刑するべきだった

名無しさん@海外の反応

豆知識:東條は歯が悪かったので、裁判の際に主張できるように義歯を作ってもらった。義歯を作った人は、上の歯に「リメンバー・パールハーバー」と刻んだ。

名無しさん@海外の反応

日本の731舞台と戦争犯罪に関する動画が欲しい。

名無しさん@海外の反応

日本の南部式拳銃が心臓を至近距離で撃っても東條を殺せないほど力がなかったのなら、戦争に負けたのも当然だ。

名無しさん@海外の反応

日本―よく帝国主義国になろうとしたね。それは西洋諸国のみの権利だよ。

名無しさん@海外の反応

実戦経験がかなり少ない軍部のリーダーを持つのは常に危険

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