海外「日本が味方でよかった…」日本の戦闘機の開発状況をまとめた動画に反響

（動画の要約）

• 日本政府は、敵対の可能性のある北朝鮮や中国の軍事力に対抗するための新たなジェット戦闘機の準備を公式にスタートした。
• 名称未定の新型空対空戦闘機が、F-2戦闘機の後継となる。F-15Jの後継は当初はアメリカのF-22となるはずだったが、アメリカが技術の漏洩を恐れて輸出は禁止された。
• 国内の第5世代ジェット戦闘機用の技術が有効なのかはX-2戦闘機を使ってデモンストレーションを行い判断する。
• 日本は157機のF-35購入を進めており、約90機のF-2も継続使用するが、2030年代には新しいジェットに交代する。
• コストを考慮すると日本が最終的に何機製造するかは不明だが、日本政府ができる限り多くの戦闘機を海外に販売しようとする可能性はある。
• 新型機開発のためのF-X計画は無人遠隔操作戦闘機やVRスタイルのヘッドマウントディスプレイ、マイクロ波兵器も兼ねるレーダーなどの最先端技術も組み込まれる予定。
• 新型機には米軍とのデータ共有能力、地対空・対艦ミサイル、3D推力偏向能力、さらに電線の代わりに光ファイバーを用いて電磁波妨害に耐性を持ちデータを素早く転送する「フライバイオプティクス」、電子攻撃・電子戦支援・マイクロ波兵器のためのアクティブ電子走査アレイレーダーも搭載される。
• さらに、自動的に操縦面の故障や不具合を検知して較正を行う自己修復飛行制御能力も搭載される。
• 日本政府は新型機の設計を外国に頼もうか検討していたが、最終的に米国や英国製の部品を使って日本で設計することに決定した。新型機にはネットワーク機能や高いステルス性能が求められている。河野大臣によれば、F-35よりも多くのミサイルが搭載されるという。製造は三菱が行う予定。
• 日本の航空自衛隊では、ライセンス生産によるF-4、F-15、F-35、日本製のF-2など合わせて350機を運用。調達中の141機のF-35に加えて102機のF-15もアップグレードするとしている。
• 戦闘機の数を保つには107機の新型機が必要であるが、日本の国内生産へのこだわりや小規模な本番生産のため、F-2はF-16の4倍もコストがかかった。新型機1機を作るのにさえ日本国民による何億という税金が相当使われることは驚きではないだろう。
• しかし日本には、ステルス戦闘機を増強しつつある中国やロシア、さらには空軍技術は遅れているが核兵器を備える北朝鮮などの脅威があり、新型機の製造は価値があると考えている。
• 日本は戦後ずっと平和主義を掲げてきたが、政府は、艦艇を沈めるだけではなく地上のターゲットも攻撃できる新たなAMS-3ミサイルやステルスJSMミサイルに重点的に投資している。
• かつて1941年に零戦などを生み出した世界で最も洗練された航空機産業を持っていた日本だが、戦後は製造を禁止され、ジェット時代に突入する際は日本は傍観者であることを強いられた。日本は自動車産業や電子産業においてアジアでライバルの脅威が迫る中、航空産業に復帰しようと努めてきた。
• 現在は三菱重工によるカーボンファイバー、川崎重工による機体、スバルによる中間翼の製造がおこなわれている。ナブテスコ、住友精密工業、パナソニックなどが部品製造を行っている。
• IHIは日本のエンジン製造のチャンピオンで、ボーイング787のエンジンに使われる技術などの開発を行っている。専門家によれば単一の企業がエンジン計画全体を担当するのはリスクが高いが、IHIは価値の高いパートナーとなれるようなユニークな技術開発を目指しているという。
• しかし、IHIは最近、日本の次世代機用にXF9-1エンジン全体を開発した。中国などの脅威の高まりにより日本は独自の洗練された航空技術の保持に対する決心を強めているが、防衛省はアメリカなどの外国と協力して製造を行いたい意向を示している。これは、技術の高さのために国内製造はコストがかかりすぎるというのが理由である。