東京オリンピックの驚きの事業計画
こちらの動画では、東京オリンピックについて、一般の観戦者の立場からだと見えにくい事業計画の部分をまとめて紹介している。視聴者たちからは、細かい計画の内容に驚く声や、コロナで一度延期された状況も踏まえたコメントなどがいろいろ届いていて、関心を呼んでいるようだ。
出典:https://youtu.be/B3FKtBNEBRc
- 今回の夏季オリンピックの入札が開始されたのは2011年5月。1か月後に東京が震災からの復興を主な目的として入札。それから2年がかりで選考し、2013年に2020年の東京開催が決定した。
- オリンピックという大計画を実行するために国際オリンピック委員会(IOC)が東京都に渡したのが全273ページの「Host City Contract - Operational Requirements(開催都市契約ー運営要件)」という書類である。
- この書類には、たとえば「屋外競技場には大会の3年前に測候所を設置すること」などの細かい指示が書かれている。オリンピックを前回と同様の大会にするために細かいルールが定められている。
- 中には、メディアなどのために東京のホテルの41,177室を予約しておくことという指示もある。これは東京全体のホテルの部屋の半分に近い。
- しかし、選手たちはホテルではなく、選手村に滞在する。東京オリンピックの場合は16,000人を収容できる「町」レベルの選手村が建設された。
- 選手村にはグッズショップや銀行、ヘアサロンなどを設置することが定められていて、マクドナルドは通例では無償で選手に食事を提供する場所を開く。
- 競技会場に関しては、2006年のトリノ五輪のように開催後は廃墟のようになってしまったところもあれば、シドニーのように居住エリアと融合してうまく発展した例もある。予算を無駄にしないためにも、シドニーの例に近づけるように建設が進められてきた。
- 東京五輪には、一時的に会場を設ける場所、既存の競技場を使う場所、さらに今回の場合だとダイビングや水泳のように、新しい競技場を一から建設する場合もある。
- オリンピックの歳入の73%はテレビによるといわれているが、テレビ放送の重要な拠点である国際放送センターも東京ビッグサイトに設置された。
- 北京オリンピック以来、オリンピックの映像はすべてオリンピック放送機構(OBS)が録画・編集したものを各局が購入するという形になっている。このOBSが制作を行うのがこの国際放送センターである。
- また、国際放送センターはメディア関係者の作業スペースとしての役割も果たす。メディア関係者に貸す部屋や設備の代金も細かく書類にリストされている。
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
マクドナルドが選手村で無料で食べ物を配布しているという皮肉…
・名無しさん@海外の反応
この事業計画はかなり信頼できると思う。
・名無しさん@海外の反応
シドニーのオリンピック村で育ったんだ。エリア全体がイベントにも暮らしにも本当にうまく活用されてる。
・名無しさん@海外の反応
今度は選手チームの視点からのオリンピックの事業計画が見たい。どうやってボートやほかの大きな設備を各地に運ぶのか。簡単じゃないよね。
・名無しさん@海外の反応
マクドナルドかあ、アスリートにぴったりの食事だなあ(笑)
・名無しさん@海外の反応
無観客になったら日本はどれだけの損失を出すんだろう
・名無しさん@海外の反応
ブラジルはオリンピック終了後にインフラがどうなるかについてのいい例だよ。
・名無しさん@海外の反応
この信じられないほど入念なイベントをコロナに邪魔されたのは本当に残念だ
・名無しさん@海外の反応
オリンピック後にほとんどの会場が使われないのは残念だ。
・名無しさん@海外の反応
マクドナルドがアスリートに無料の食事を提供するって、ライオンにニンジンを与えるみたいだ
・名無しさん@海外の反応
たった16日のためにこれだけたくさんの計画をするんだからな…すごい
・名無しさん@海外の反応
人間がこれを組織して創造するっていう事実に驚愕。
・名無しさん@海外の反応
「オリンピックがどれだけ環境に悪いか」もやってほしい。不要な建設や、大規模移動とか
・名無しさん@海外の反応
オリンピック中の驚きのコロナ計画!
・名無しさん@海外の反応
世界最大の税金の無駄遣いだ。ワールドカップが僅差でワースト2位。
・名無しさん@海外の反応
どんな面からみても、オリンピックは採算が取れない事業のように思える。