日本の長弓がここまで高級な理由|So Expensive
世界の高級品と、高級である理由を紹介する動画シリーズ「So Expensive」のエピソードとして投稿されたこちらの動画。今回は、日本で弓道や飾りで使われる弓の中でも、特に伝統的な製法で竹を使って作る高級弓「京弓」を作る男性へのインタビューが海外向けに紹介されている。
出典:https://youtu.be/E1uhKOKRx-4
- 合成素材を使った弓は40ドルほどで購入できるが、素材によっては2000ドル以上するものもある。
- 450年以上弓を作り続けている一家の当代柴田勘十郎さんは、地元京都の竹を使って弓を作るが、素材として使うには3年間乾かす必要がある。
- 乾いた竹は、4~5mmの薄さに削る。弓は竹の3つの層を合わせて作る。合わせるときに「にべ」という扱いにくい天然の糊を使う場合は、さらに値段が上がる。
- 弓の形を整えるために、100本以上の楔を打ち込む。何十年もの修行を経て、当代の柴田さんは10~15分でこの作業ができるようになったという。
- 飾りとして作られる弓の中には、60~70万円ほどのものもあるのだそう。
- 柴田さんは、制作過程を効率化することで、完成品の質を落とすことなくより多くの人に弓を使ってもらいたいと願っている。
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
日本の弓道家たち「弓の持ち方を習得するのに10年かかる」。
・名無しさん@海外の反応
技を大切にしながら時代に合わせてより多くの人に使ってもらえるようなものを作る人々を見るのはクールだ。なんとクールな人間だろうか
・名無しさん@海外の反応
現実的なところが好き。効率を上げるために伝統を変えて現代技術を取り入れようとしている。弓もそこまで高くはない。
・名無しさん@海外の反応
この男性は自分の発言をよくわかってるように思える。
・名無しさん@海外の反応
現代に適応しながらも伝統や求められる質を保っているのが好き
・名無しさん@海外の反応
とてもクールだ。代々受け継がれる仕事は大好き。将来を選択する自由があることはわかってる。でも子供たちが家の技術を受け継いでくれればいいといつも願う。さらに言えば、文化的価値を含む仕事はかなりクールで、ユニークで、本当にあらゆる側面で高級だ
・名無しさん@海外の反応
木材を乾かすためだけに3年間待つところから作業が始まるのがすごい。弓の最初の作業が始まるときには、既に数年間の制作期間を経てるんだね。
・名無しさん@海外の反応
450年前といったら戦国時代だ。この人の一家は弓が人を殺すのに使われていた時代から弓づくりを続けてきたんだ。だから本当に上質だとわかるんだよ、きっと!
・名無しさん@海外の反応
「日本人だから」っていうよくあるネタも今回ばかりは通じないみたいだ。実際に何年もかけた技術と修業!
・名無しさん@海外の反応
日本のものは何でもかなり高級だw でもクオリティがそれを物語ってる
・名無しさん@海外の反応
この人のお父さん「いいぞ。さあ、竹に触れずにこれをやってみるんだ。」
・名無しさん@海外の反応
過去400年以上の間に周りがどれだけ変わったのに、こうした技・工芸はほぼ同じ姿をとどめていることを考えると、こういう何百年も続く家業について聞くたびに感心する。
・名無しさん@海外の反応
単に原料だけというよりは技術のために高いんだよね…
・名無しさん@海外の反応
日本人のこういう伝統を維持して存続させながらも超ハイテク技術と調和させているところが好き。
・名無しさん@海外の反応
完全に素晴らしい製品だ。1本手に入れて使い方を極めたい。1本1本が傑作だ。
・名無しさん@海外の反応
これはすごくよく作られてる。あらゆる細部が複雑。