こちらの日本の職人が和傘を作る方法
こちらの動画では、1000年以上の歴史を持つ伝統的な方法で和傘を作っているという日本の職人をアメリカのメディアが紹介している。動画の内容、特にちょっと異色な職人さんの経歴も、海外の視聴者からからのコメントもなかなか印象的。
出典:https://youtu.be/dlW-zUOr3QQ
- 動画に登場しているのは、和傘職人の西堀耕太郎さん。
- 映像とともに、和傘作りの手順を紹介。素材となる竹を調達するところから始まり、細い棒状にした竹で骨組みを作り、糸で骨組みをつなげていく。
- 困難なのは、和紙を貼る工程。のりが見えてはならず、やり直しのきかない一発勝負。貼り終わったら、余分な部分を切り取って重ならないようにする。和傘の頭の部分にはのりを使わず、水を使って接着させる。
- 和傘は、一般的に複数の専門職人の手によって作られ、その技術は家族の間で受け継がれていく。しかし、西堀さんは例外的に、一人ですべての工程を行っている。
- 西堀さんの経歴も、一般的な職人とは異なっている。父は英語学校を営んでおり、幼いころから英語や異文化に触れていたという西堀さん。カナダに留学した際、日本文化をあまり知らないことに気づく。
- そして帰国後、和傘屋の娘さんと結婚し、その家業を受け継いだという。現在では、この和傘屋は世界に顧客を持ち、西堀さんは日本文化を世界に伝えている。
- 25年間和傘作りに携わり、西堀さんは今では教える立場になったものの、それでもまだ勉強中だという。最後に、日本人の職人の世界では自分を「master(熟練の職人、達人)」だという人はおらず、熟練の職人や達人というのは象徴のようなものだ、という内容を本人が語っている。
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
もしたった一人が作るのをやめてしまったら本当に消えてしまうかもしれない職人技がどれほどたくさんあるか考えると恐ろしくて美しい
・名無しさん@海外の反応
自分の文化につながりを持てない感覚、よくわかる。文化は人のアイデンティティにとってすごく重要。西堀さんが再びつながりを持って重要な文化的芸術の形を継続してくれてよかった。
・名無しさん@海外の反応
これは「ああ、伝統的な方法が消えていってしまう」って話じゃない。これは「私はこれをやりたい、私はこうなりたい、だからこうなった」って話。こういう話は好き。こういう伝統工芸関連の動画って職人さんがわずかしか残っていなくてもう誰もほかに同じことをできる人がいないってことにこだわるけど…そうじゃないんだよね!
・名無しさん@海外の反応
これはすごくきれいで素敵。かなり手間がかかってるね。
・名無しさん@海外の反応
こういう傘は美しくてエレガントだとずっと思ってた。その由来や作り方を知ってこの男性のような職人に対してさらに尊敬するようになった。
・名無しさん@海外の反応
父が1年間日本で働いていて水色の和傘を買ってきてくれた。開き方や閉じ方から、紙の素材の耐久性まで、最高に美しい。もうほぼ10年はうちにあるけど、まだ破れてないよ!
・名無しさん@海外の反応
本当にお金をためて和傘を買いたくなった。かなり貧乏だから、高級なのは買えないけど、美しすぎて手に入れずにはいられない。
・名無しさん@海外の反応
こういう工芸が現在も作られてるのがうれしい。
・名無しさん@海外の反応
なんて素敵な話なんだろう。西堀さんがルーツとのつながりを見出して美しい伝統を続けたいと思ってくれたのがすごくうれしい。
・名無しさん@海外の反応
素晴らしい職人で、しかもかなり謙虚。
・名無しさん@海外の反応
日本人であるにもかかわらず自国の文化を知らないってことを認めるのはあんまり簡単じゃないよね♡尊敬します👍🏻
・名無しさん@海外の反応
こういう世界中の美しい職人技を楽しむのが大好き。それぞれが現代という瞬間を分かち合っている。
・名無しさん@海外の反応
専門の職人が仕事をする姿を見るのが大好き。
・名無しさん@海外の反応
これは本当にすごい!買えたらいいんだけどなあ。
・名無しさん@海外の反応
こういう動画を観るといつも畏敬の念を感じるとともに悲しくなる。何度にもわって洗練され、何人もの熱意を通じて、何世紀も何世代もかけて受け継がれてきた技であり文化の一部だ。しかしかなり縮小してしまい、作り手がどんどん少なくなっている
・名無しさん@海外の反応
なんて謙虚なのだろう…この職人さんは素敵な人だ…