日本でエアコンさえもが他人へのハラスメントになる理由
こちらの動画は、日本でよく使われる「○○ハラスメント(○○ハラ)」という言葉について、こういう言い方が増えてくるまでのいきさつや現在の状況について外国人向けに説明している。視聴者からは、やりすぎなハラスメントに驚く声もあれば、こういう言葉を作って問題視するのはいいことだという意見も届いている。
出典:https://youtu.be/Ub_scew3sh0
- 日本で広く「ハラスメント」が認知されるようになったのは、1989年のセクハラ訴訟からといわれている。そこから「パワーハラスメント」など日本独特の言い方が登場。
- 日本では2020年にパワハラ防止法が施行されるなど法的な対策が取られてきたが、ハラスメントの定義はあいまいで、裁判の結果によって定義が形作られている状況。
- 2015年の調査では、ハラスメントを受けたことがある人の割合の高さで日本は世界第3位だった。
- 女性の社会進出と景気低迷が日本のハラスメントを実際に増加させているという議論もあるが、「職場のストレス」に関するアンケートに変化は見られず、単にハラスメントに対して声をあげる人が多くなっただけとの意見もある。
- 最近では、「~ハラ」という言葉がメディアでかなり使われるようになり、あらゆる行為がハラスメントにされてしまう状況になっている(ユニークなハラスメントをクイズ形式で紹介)。
- (動画の最後では、日本でも最近は上司から部下へのハラスメントではなく、部下が何でも権利を主張して言うことを聞かないという状況が多くなっている気がするとして、どちらもやりすぎはよくなくバランスが大事だとの意見を伝えている)
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
日本にいたとき、友達がよくほかの人の失礼な行為を指摘してた。スコットランド人として、日本で失礼だとされる基準はスコットランド(やアメリカ)の基準と比べると、単に直接的に見えるというぐらいのものだっただから、指摘を聞くたび笑えちゃった。
・名無しさん@海外の反応
こういうハラスメントって、アニメとかカードゲームになりそう。
「エアハラを召喚」
「ハラハラでカウンター」
・名無しさん@海外の反応
もっと成長して世界の状況がよくなったら日本に引っ越したいと思ってるけどまだあと10年ぐらいはあるなあ☹️
・名無しさん@海外の反応
法律の抜け穴を濫用するのは多くの国で起こってて3か月ごとに法を再施行しないといけなくなってる。日本は法律を作る際に見通しが甘いことにあまり気づいてないだけ。言いたくないけど、誰にも未来はわからないから思っているよりももっと頻繁に変化が必要なんだよ。
・名無しさん@海外の反応
スウェーデンでも同じような統計的現象が起きてて、レ〇プの定義が広くなって被害を報告しやすくなった結果、スウェーデンでは外国に比べてレ〇プの件数がかなり多く見えるようになったー実際は違うのに。日本のハラスメントの割合の高さと同じ考え方
・名無しさん@海外の反応
最後の発言には賛成で、確かに権利は大事だけど、最近の人は責任を取りたがらずに権利を言い訳にしてる。
・名無しさん@海外の反応
エアコンまでハラスメントになるなんて面白いね。時間がたつにつれ改善していくといいね。
・名無しさん@海外の反応
日本でハラスメントが起きた場合、被害者が会社や社会から悪い社員として責められることが多い。そしてほかの会社は職場に問題を持ち込むような悪い社員とかかわりたがらない。
・名無しさん@海外の反応
ハラスメントがあらゆる行為を表すなんて想像したこともなかった。生きて息をすること以外許されなくなる…
・名無しさん@海外の反応
働き者の日本人にはもっと良い職場環境が与えられるべき👏
・名無しさん@海外の反応
こういうハラスメントの中でも、特に「アルハラ」なんかは真っ当だと思う。みんなお酒に対する強さは違って、女性は男性よりも弱い。女性が大量に酒を飲んだ場合、男性の同僚にセクハラされても気づかないかもしれない。
・名無しさん@海外の反応
セクハラもパワハラもあらゆる国で起こってる。ここオランダでは今、両方でとある会社が大問題になってる
・名無しさん@海外の反応
みんながあらゆることをハラスメントだと主張するようになると、それに基づいてこの問題に苦しんだことのない人が本当のハラスメントを見逃してしまい、ハラスメントとは何かを理解していない人たちによって悪循環が生まれてしまうのが問題だ。
・名無しさん@海外の反応
こういうやりすぎなハラスメント各種って、ほぼうちの周りで起こってるようなことだよね。教育に、エアコン、兄弟姉妹のにおいに対する悪口。単にみんなが体験したくない普通の不快感
・名無しさん@海外の反応
酒に関して聞いたことのある医学的な問題を考えると、もし上司が部下に本当に酒を強制するなら「アルハラ」は正当に見える。
・名無しさん@海外の反応
驚くべきハラスメントの種類の中には少なくとも問題として指摘されているのがうれしいものもある。こっちではこういう「ハラスメント」と戦うのはちょっと難しい