アニメのローカライズ会社はひどい1日を過ごしている…
こちらの動画では、日本のアニメが好きなアメリカ人が、アニメのローカライズ(翻訳など、違う言語・文化に合わせた作品の調整)に関してツイッターで話題になった内容を紹介。ローカライズに関してはいろいろ意見が分かれるようで、ここの視聴者からはどちらかといえばアメリカなどのローカライズ会社の「余計な改変」に批判的な声が多く届いている。
出典:https://youtu.be/kiVdbkkeWjA
- 冒頭では、アニメ「タイガー&バニー2」の英語字幕版でセリフが「フェミニズムを促進する内容」に改変されたという事例を紹介。
- こうした事例はゲームやアニメで頻繫に起きているとして、かつてあるゲームで「ツンデレ」という単語が英語で男性嫌悪的な表現?に訳されたという例に関するツイートも紹介。
- この背景を踏まえつつ動画でメインに紹介されているのは、ツイッターで「今日は『やばい』を"MonkaS※"って訳したんだけど、調子はどう?」と自慢げに投稿したローカライズ担当者について。
- ローカライズに対して不満を持つ人たちから、このローカライズ担当者に対してバッシングのリプライがいろいろ届いたらしい。
- (※MonkaSというのは英語圏のゲーム配信チャットなどで使われる絵文字で、日本語でいうところの「www」のように連投すると嫌がられる風潮があるようです)
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
だからみんな将来は欧米のローカライズ会社がもう必要なくなって(アニメを作る)会社が自分のところでやってほしいと思ってるんだよな。
・名無しさん@海外の反応
元の翻訳に対して会話を変えるのってセリフに関して視聴者に噓ついてるってことだよね。
・名無しさん@海外の反応
いい翻訳家は十分な給料をもらってない。母語において社会的・文化的な文脈を知っておく必要があるだけじゃなく、そうした規範を新しい言語に並行的に翻訳しないといけない。ニュアンスを間違えればどちらか一方を怒らせるけど、わざと改変したらどちらも怒らせる。
・名無しさん@海外の反応
それでもアニメのローカライズ担当が嫌われるのを不思議がる人たちがいる。
・名無しさん@海外の反応
だから日本で翻訳をやってほしいんだ。クランチロールとかこっちのローカライズ会社よりは100%そっちを支持する。
・名無しさん@海外の反応
ローカライズで日本のアニメに政治主張が持ち込まれるたび、「All your base are belong to us」が翻訳の黄金期だったのだと思う
・名無しさん@海外の反応
南米人のアニメファンだから、こういう問題を通過せずに済む数少ないラッキーなファンの一人だ。
・名無しさん@海外の反応
こういうローカライズが元の会話を変えるんじゃなくてイースターエッグ的に扱われるんだったら大歓迎。例えば、「monkaS」の場合はもしチャットが視聴者に見えるようになってるならそのチャットにおまけの一行にすることができる。
・名無しさん@海外の反応
正直なところある程度のローカライズは必要だと思うけど(言語の違いによってうまく翻訳できないジョークもあるから)こういうのは単純に…ばかげてる。
・名無しさん@海外の反応
メキシコ人だけどこれはどちら側につくか決めがたい。こっちには日本のアニメやアメリカのカートゥーンがかなり改変されて届くけど、吹替のおかげでオリジナルよりも楽しい場合もある。でも個人的な目的のための宣伝に使うのは絶対に間違ってる
・名無しさん@海外の反応
幅広くローカライズされるようになる前に日本語を理解できるように勉強しておいてよかった。裏を返せば「公式チャンネル」の字幕で改変に気づくともっとイラっとするんだけどね。
・名無しさん@海外の反応
こういう人たちはアニメコミュニティから締め出さないと。ほかの人がアニメにネガティブなイメージ持たないように。
・名無しさん@海外の反応
平均的なアニメ視聴者やゲーマーなら全部細かくローカライズしなくてもいいぐらいには十分日本語の用語を知ってる。「ツンデレ」とか「やばい」みたいなのはアニメ観てる人ならみんな知ってるから、いちいちそういう単語に出会うたびに訳さなくたっていい。
・名無しさん@海外の反応
ファンダブ(ファンによる吹替)に対する尊敬が増しているのはプロのローカライズ担当者がわざわざ嫌われるようなことをしてるからっていうのが悲しい。
・名無しさん@海外の反応
アニメを海賊版サイト向けに翻訳してる奴らの方がこういう「プロ」のローカライズ担当者よりもうまくやってくれてるっていう
・名無しさん@海外の反応
日本の会社は吹替向けにアメリカの会社にやらせるんじゃなくて自社の翻訳ソフトを使って声優を雇い始めた方がいい。アニメと漫画はポリコレ思想が挟み込まれることで台無しになってる。