第二次世界大戦の日系アメリカ人翻訳家たち
アジアの産業や歴史について解説するユーチューバー「Asianometry」さんが投稿したこちらの動画では、太平洋戦争中に米軍側で活躍した日系二世の翻訳家たちについて解説。視聴者からは困難な立場の中で努力した人々の話に感動したなどの感想が多数届いている。
出典:https://youtu.be/YR9bwoS6Bgs
動画の流れは大まかに以下の通り
- 太平洋戦争前に日米の緊張が高まる中、諜報のため日本語を翻訳できる人材の需要が急拡大
- 日系二世の中でも米国生まれ日本育ちの「帰米」と呼ばれる人々が軍の教育機関で翻訳を猛勉強
- 帰米たちは米国籍を否定されつたない英語をからかわれながらも、一世の親たちからも支援を受けて翻訳の勉強にいそしんだ
- 開戦後は米軍の軍曹として最前線にも送られた。敵か味方かわからない中での危険な任務をこなした
- 二世たちは訓練で「日本兵役」をやらされることもあり、実際の日本兵に家族や友人がいる人もいた
- 最前線で人命を救う活躍をしてシルバースター勲章を授かった二世軍曹も何人かいた
- 戦後には二世翻訳家たちは戦争以外の分野で仕事をつづけ、翻訳家を養成した教育機関は現在も続いている
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
「最初のクエストは地下室から10匹のネズミを駆逐することだ。」
(※二世軍曹たちが最初に頼まれた任務がネズミを追い払うことだった、という動画内の一文より)
・名無しさん@海外の反応
この話で日米間の戦時中の対立と戦後の協力を思い出したけど、人類には憎しみを許して一緒により良い未来を達成することができる親切心があることを証明した話だ。すばらしい話。
・名無しさん@海外の反応
この日系アメリカ人たちは連合側のために努力したのに、結局その家族や友人は捕虜収容所に入れられた。不当だ。
・名無しさん@海外の反応
捕虜収容所…米国指導者史上最大の過ちの1つだ。
・名無しさん@海外の反応
シルバースターを授かった人たちは名誉勲章級のことをしたように思えた。
・名無しさん@海外の反応
良い動画だね。
・名無しさん@海外の反応
これはすごくてかなり学べて、動画の質がすばらしいよ。あと出身州のミネソタ(※動画内では翻訳家を避難させ教育した場所として登場)がこの人たちをしかるべき敬意をもって受け入れて扱っていたのがうれしかった。
・名無しさん@海外の反応
これはすごい内容だ
・名無しさん@海外の反応
これは映画化してほしい
・名無しさん@海外の反応
米国育ちの二世の子供が日本語をあまり知らなかったっていうのはちょっとおもしろいけど驚かないよ。母型の祖父母が香港からの移民で子供に「米国名」をつけて中国語を教えなかったんだ。他言語環境の家族で育ちたかったから大人になってそういう子たちがうらやましい。
・名無しさん@海外の反応
いつも困難や不当な迫害を突破しようと頑張る人たちの話には感動する。尊敬しか感じられないよね。
・名無しさん@海外の反応
これは結構正確にほとんどの一世アメリカ人を描写してると思う。個人的にスペイン語がダメダメで複数の文化に足をつっこんでいて、かなり疎外感がある。大人になってからアメリカで異質なのよりも完全に異質な方が楽だからヨーロッパやアジアの方が暮らしやすいと思った。
・名無しさん@海外の反応
何年も前に確か家業のためにちょうど開戦前に日本を訪れたという日系アメリカ人の話を聞いたのを覚えてる。真珠湾攻撃後は結局日本軍に徴兵された。中国に派遣されてそのあと沖縄に行ったんだ思う。その人は戦争を生き残ったんだ。検索してるけど情報が見つからない。
・名無しさん@海外の反応
これは素敵だったよ。
・名無しさん@海外の反応
国のためにかなり尽くしたのだから称えられるべきだ。