(鎖国後)最初に訪れた日本人がヨーロッパの生活を記述・1862年の徳川使節・一次資料
各時代に異国の地に渡った人たちの「声」を紹介しているVoices of the Pastというチャンネルが、こちらで紹介した動画に続いて福沢諭吉の著書を紹介。今回は、使節団がはじめてヨーロッパを訪れたときの内容を伝えている。
出典:https://youtu.be/drIt0EIIteA
- アメリカから帰国後、英語の辞書を発行し、さらに英語の勉強に励んだ。
- また幸運なことに、使節としてヨーロッパに行く機会が与えられた。手当に大金をもらったが、母親に贈った。
- パリにて:到着して使節の人数が40人だが宿泊場所はあるかと尋ねると、余裕との答えで、迷ってしまいそうなほど大きなホテルを紹介された。米を持って行ったが、調理する場所がなかった。使節団の中にトイレのドアを開けたまま用を足してしまった人がいたのに気づいて、ヨーロッパのエチケットを教えてあげた。政治の情勢はよくわからなかったが、ナポレオン三世が偉大な存在として知られていることやプロイセンの台頭などについて聞いた。
- ロンドンにて:イギリスの議員が、日本の英国公使の日本での無礼な態度に抗議する文書を送ってくれた。外国人はすべて悪いわけではないと思えてほっとした。イギリスの議会について質問した。複雑でわからなかったが、リベラルと保守という2つの派閥が争っていることを知った。
- オランダにて:言語に親しみのあるオランダは第二の故郷のようだった。オランダ人に、外国人はオランダの土地を買って砦を立てることができるかと質問するとオランダ人は頭を悩ませた。
- ロシアにて:使節の中の外科医に連れられて手術を見たが、気絶してしまった。日本では外国人排斥運動が強まっており、ロシアとは領土問題が起きていた。ロシアの委員に個室に呼び出され、ロシアにこのまま残らないかと誘われた。ヨーロッパやアメリカでは逆に日本に連れて行ってほしいといわれることばかりだったので、この国との違いを感じた。これには政治的な裏があるのではと思った。
- 日本に帰国したころには、外国人排斥の機運が高まり、外国との商取引をする店は閉まってしまうところもあった。(要約)
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
この使節たちの話は時代小説のように感じるけど、本当だっていうのがすごくいいね。
・名無しさん@海外の反応
「話した人のほとんどは日本に連れて行ってほしいといわれた」
この時代の日本オタクだね
・名無しさん@海外の反応
この人の生涯は超クールだね。このシリーズを観る以前に知らなかったなんて信じられない
・名無しさん@海外の反応
なんて謙虚なんだ。給料をもらって最初に何かに使うんじゃなくて、親にあげるなんて。
・名無しさん@海外の反応
日本の歴史上重要な時代に、なんと賢明な人がいたことか。
・名無しさん@海外の反応
現在、諭吉さんは紙幣となって世界中を旅しているよ
・名無しさん@海外の反応
一番混乱したのが2党制の議会だったというのがいいね。今でも庶民院の動画を観ると、大勢がお互いに叫びあってるだけだ。
・名無しさん@海外の反応
西洋では、人々は日本に移住する方法を尋ねる。
ロシア帝国では、人々が日本人の大使に残ってほしいと頼む。
・名無しさん@海外の反応
この人をもとにした映画を作った方がいい
・名無しさん@海外の反応
今でも政党が何を争ってるのかよくわからないけどねw
・名無しさん@海外の反応
ロシア人はこの人にアニメ業界を作ってほしかったんだ
・名無しさん@海外の反応
この人の書いた概要は、「人々は親切だが、政府はうざい」だったのかもねw ヨーロッパの完璧な描写だね
・名無しさん@海外の反応
古い日本のヨーロッパ地図はすごくファンキーだね
・名無しさん@海外の反応
スペインには日本のサムライの子孫たちが住む小さな村があるよ
・名無しさん@海外の反応
この人好きだ。オープンな冒険心を持ってる。
・名無しさん@海外の反応
日本から来たこの人がヨーロッパの地政学的な状況を知ってどれだけ奇妙に思ったかというのがいいね。正直これはもっと聞きたい。
・名無しさん@海外の反応
この人の生涯は簡単にアニメになりそうだ。かなり時代の先を行ってる。
・名無しさん@海外の反応
この人は明らかに文化交流に興味を持っていたのに、外国人排斥感情についてたくさん語らなくてはいけなかったのが悲しいね。なぜか知らないけど、手術を見て気絶したというエピソードでリアルに感じたよ。
・名無しさん@海外の反応
興味深い洞察だね。こんなに知的で、思慮深く、親切な人が西洋をどう思っていたのか知れて楽しいよ。
・名無しさん@海外の反応
現代にこの人を招いてリアクションを見てみたい