日本人はどのようにキャンセルされるか
東京オリンピック開幕前に、大会関係者が不祥事で辞任に追い込まれる事件が相次いだ。この動画では、海外向けに日本の情報を発信しているユーチューバーが、こうした一連の事件を日本の「キャンセル・カルチャー(※何かまずいことをやらかした人を徹底的に「消そうとする(排除しようとする)」文化)」の例として紹介している。
出典:https://youtu.be/KsoN70rzV5o
- 森喜朗元オリンピック組織委員会会長は、女性幹部の増加に関して「女性は関係ない話をよくするから問題になる」という内容の差別的な発言をしたことで批判を浴び、最終的に辞任した。
- オリンピック開閉会式のクリエイティブディレクターだった佐々木宏氏は、お笑い芸人の渡辺直美さんに豚の格好をさせて「オリンピッグ」と呼ぶというアイデアを非公開のチャットで提案。これがリークしてしまい、怒りを呼び起こしたため謝罪・辞任した。
- オリンピックとパラリンピックの開会式の楽曲制作担当だった小山田圭吾氏(ミュージシャンとしては「コーネリアス」名義で活動)は、90年代に雑誌に掲載されたインタビューが原因で辞任させられ、楽曲の使用を一部のメディアから停止された。インタビューでは、障害のある同級生をいじめていたことがまるで自慢のように語られていた。
- オリンピック開会式の演出監督だったコメディアンの小林賢太郎氏は、ホロコーストに関するジョーク(1998年の発言)がきっかけで辞任させられた。お笑いコンビの相方もCMなどから消されることになった。
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
政治家に対して怒るときは、キャンセルとは言わないだろうね。まあ、政治家だともっとシリアスな感じがする。みんな、特に体臭の目にさらされている人に対しては、いつだって詮索する。結局、人間ってそういうものだ。
・名無しさん@海外の反応
おいおい、小林さんがこんなにも前のことでキャンセルされちゃうのはおかしいだろ…もしこの論理を使えば、世界中の誰でもキャンセルできちゃうぞ
・名無しさん@海外の反応
コーネリアスの件は特に悲しい。数年前にこの人の過去を知らずに楽曲をたくさん聴いていて、かなりの曲が気に入った。でもそのひどい過去といじめ被害者に対して謝らなかったことを知った後は、この人の音楽を聴くことをとても複雑に感じるようになった。
・名無しさん@海外の反応
日本はブラックユーモアに対する態度が違うのかと気になった。イギリス人として、ほとんど、あるいはまったく反発を受けることなく攻撃的なジョークをたくさん見聞きしてきたけど、日本人が攻撃的なジョークを言うのは見たことがない
・名無しさん@海外の反応
誰も傷つけないようにするんだったら「オリンピカチュウ」の方がよかったんじゃないかな。
・名無しさん@海外の反応
こういう人たちが過去のジョークでキャンセルされたりやめさせられたりするのに、ドラゴンクエストのすぎやまこういちさんみたいな有名人がもっとクレイジーなことを際限なく発言してるのが不思議だといつも思う
・名無しさん@海外の反応
まるでオリンピックに関わった人は呪われるみたい。恐怖「東京オリンピックの呪い」。
・名無しさん@海外の反応
経験から言うと、アジアのネット民は思ってるよりたちが悪いよ
・名無しさん@海外の反応
コーネリアスのは何年たっていたとしてもかなりひどいと思う
・名無しさん@海外の反応
この中で唯一辞めさせられるべきなのは小山田圭吾だけ。プライベートな会話じゃなくて、インタビューだったんだ。そして障害のある子に排泄物を食べさせるだとかほかのひどいいじめをした。ほかの3人は謝罪は妥当だけど、やめるほどじゃない。
・名無しさん@海外の反応
これは取り上げてくれてうれしいけど、あのコメディアンの人はかわいそうだ。ジョークだったんだろうし。するべきことを判別するのは難しいね。
・名無しさん@海外の反応
マジで中にはわざと組織的に狙って日本でのオリンピックを妨害するか中止させようとしてるように思えるものもあるな
・名無しさん@海外の反応
アメリカ「事件が起こってから1年待とう」
日本「20年待とう」
・名無しさん@海外の反応
まあ、昔だったらこういう人たちを窓際の席に追いやって、1日中新聞を読ませたんだよね。
・名無しさん@海外の反応
20~30年前にやったことでキャンセルされるって?人類は急速に退化してるな。
・名無しさん@海外の反応
あのオリンピッグのやつは最高だった