ウクライナの戦争が太平洋におけるロシアと日本の紛争を誘発するかもしれない理由
オランダ人の歴史解説ユーチューバーが投稿したこちらの動画では、日本とロシアの間で続く島々を巡る争いについて解説。さらに、ウクライナにおける戦争を受け、関係が悪化している状況も説明。動画の後半では、領土問題の1つ「解決策」まで提示している(※これは投稿者本人もジョークだと言っていますが、視聴者からはなかなか好評だったようです…)
出典:https://youtu.be/tkFRjVUKNsc
- 動画前半は、まじめに領土問題を解説。争いが起きている4島を含めた地名の呼び名を両国の言語で紹介。
- 1857年の下田条約から1945年の日ソ戦争に至るまで、さまざまな条約で領土が両国の間を行き来した経緯も説明。
- 1945年のヤルタ協定でソ連に返還される領土がどこまで含まれるかで日本とソ連の間に議論が起こり、ソ連は1951年の平和条約を調印拒否したため解決に至らなかったという内容も伝えている。
- その後も両国間で会談が行われ続けているが、米国による圧力も関係してお互いに主張して譲らず、近年は問題の地域でロシアによる軍事的な活動が行われているとの状況も説明。
- ウクライナ危機下では、日本の首相や外相が島々は日本の領土だとする発言をし、ロシア側は平和条約に向けた交渉を中止するなど、これまでにないほど日ロ関係が悪化している。
- 【動画の後半は「あくまでネタとして」問題の「解決策」を以下のように提案】
- ロシアに近い島々→ロシア領
- 択捉島→ウクライナ領(人口の6割ぐらいがウクライナ人なので)
- 真ん中の2島→オランダ領の緩衝地帯(択捉島と得撫島の間にオランダ人探検家の名前が付いた海峡があるので)
- 色丹・国後・歯舞諸島→独立国
海外の反応
・名無しさん@海外の反応
素晴らしい分析動画だった!とはいっても、タイトルの「紛争誘発」には賛成できない。ロシアと日本は島々を巡って軍事衝突を起こすような立場にはないんだ。問題の土地には軍事的な戦略拠点になる以外に、経済的な目的が何もないからだ。今後も過去60年間と同じように島々をめぐる外交的な議論が行われるだけの可能性が高い。
・名無しさん@海外の反応
この危機を解決するパーフェクトな方法だね!このオランダの飛び地の緩衝地による解決策は、ほぼオランダが新たな領土を作ることになるから、「干拓」って呼ぶのに一票。
・名無しさん@海外の反応
多くの人が願ってるように、この戦争がエスカレートしないでほしい。戦争は人間の本性ではあるけれど、だからといって平和に移行できないわけじゃない。
・名無しさん@海外の反応
この極東平和のための解決策は完璧だ。
・名無しさん@海外の反応
もしまた日露戦争が起こったら、中国が尖閣諸島を手に入れないわけがない。絶好の機会になるもんな。
・名無しさん@海外の反応
ロシアは絶対に南クリル諸島をあきらめないと思うから、この70年以上続く「平和交渉」をそんなに真剣に考えられないんだよね…
・名無しさん@海外の反応
素晴らしいアイデアだ。住人はオランダやウクライナ国旗の下で禁輸の影響を受けずに暮らすことにきっと問題ないと思う。
・名無しさん@海外の反応
うーん、これは戦後に日本がアメリカと結んだ条約の機能により、アメリカを介入させることになるね。記憶が正しければだけど。
・名無しさん@海外の反応
つまりこれでマジな第三次世界大戦がやってくるってことか?やっと!対テロ戦争はかなり難解で有害だ。枢軸vs連合スタイルの戦争や新冷戦の方がかなり分かりやすい。(念のためこれ9割ジョークだからねw)
・名無しさん@海外の反応
ロシア「ウクライナはうちのかつての領土だ」
日本:威嚇的に千島列島を見る
・名無しさん@海外の反応
クリル列島はロシア太平洋艦隊の潜水艦による核抑止力の主要要塞であるオホーツク海への主な入口で、その海域への入り口に対して統制を持つことは核抑止力の安全に関して重要だということも考慮に入れておくべき。
・名無しさん@海外の反応
日本は弾道ミサイル防衛に投資してる。北方領土は追跡基地や、迎撃基地にさえ適しているかもしれない。日本は「特別軍事作戦」を行う必要があると思う。
・名無しさん@海外の反応
完璧な締めくくり…だけどかなり大きな2つの国にしては常識的すぎるかも。
・名無しさん@海外の反応
完璧な緩衝地じゃないね。オランダはNATOの加盟国だから、ロシアと日本の間でもっと独立していたはずの紛争に対し、第5条(※攻撃を受けた締約国を援助することを定めた条項)が発動するリスクが常にある。
・名無しさん@海外の反応
「ロシアは自国とNATOの間に緩衝国を置きたがってる。だからロシアと日本とロシアの間に、全くNATOとは関係ない()オランダを入れようぜ。」
・名無しさん@海外の反応
地図にそれぞれの国の文字を使ってたの好き。